【ポケトーク】翻訳機の発達で英語学習は必要なくなる?

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最近、テレビCMで翻訳機の宣伝がされていますよね。

 

携帯できる小ささで70ヶ国語以上にも対応できるって素晴らしいと思い見ていました!

Google翻訳も以前に比べて精度が上がっています。

リアルにドラえもんの「ほんやくコンニャク」の実現に近づいているとワクワクしました。

 

でも、よく考えてみると外国語の勉強が本当に無くなることってあるのでしょうか?

英語の学習をされているみなさんにとっては多少なりとも気になる話題だとおもいます。

 

 

英語をマスターされた方でしたら、「あれだけ苦労したのに意味ないじゃん・・・」

英語を始めたばかりの方でしたら、「わざわざ苦労しなくいいなら他の事しよう」

 

 

便利になる反面、外国語学習そのものの存在が消えてしまうんじゃないのだろうかと私も不安に思った事があります。

でも、せっかく毎日勉強して実力に一喜一憂して楽しんでいるところに水を差されたくないですからね(笑)

 

 

 そこで、私なりに感じたことや調べて得た情報をまとめてみました。

 

英語学習が無くならない3つの理由

 

1.翻訳機の限界

 

2.コミュニケーションの本質

 

3.外国語学習で本当に大切なコト

 

 だいたいこの3つかなと思います。

 それでは1つずつ解説していきます。 

 1.翻訳機の限界

現状、翻訳機の性能はそれほど高くないそうです。

とある音声翻訳機の商品レビューを見てみると、たしかに複数の言語に対応し、簡単な日本語と外国語の変換は問題なくできるようです。

 

 

しかし、

・人が多く雑音の多いところ等ではうまく機能できない

現状は翻訳に時間がかかる(生の会話の速度には劣る)

日本語→英語のような「高文脈文化の言語→低文脈文化の言語」は限界あり

 という問題があるようです。

 

 

雑音によって正しく認識してくれないは流石に仕方ないと思います・・・

持ち主の声だけ認識して翻訳が理想ですが、他の音の中からそれだけを識別は困難だし、何よりうるさすぎて翻訳機まで声が届かないってのもありますよね。

 

それと、日本語→翻訳機→英語に至るまでに若干の時間が必要。

特に長文になると3秒ほど時間がかかるようで会話にストレスを感じるというレビューも見受けられました。

会話はスムーズに進まないとお互い細かなストレスが生じますからね・・・

 

 

最大の問題は「高文脈文化の日本語から低文脈言語の言語への変換精度」と感じました。

日本語って世界中でも不思議な言語だそうで、それを象徴する例が「こんにゃく文」です(笑)

「こんにゃくは痩せる!」

日本人なら、「こんにゃくを食べるとカロリーゼロなので私達は痩せられる」と意味を汲み取れますよね。

でもコレ、アメリカ人などは意味不明だそうです。

 こんにゃく自体が痩せる???   は???

こんな感じで混乱するそうです。

なぜこのようなことが起きるかというと、以下のウィキペディアで説明されていますが、

 

高・低文脈文化 - Wikipedia

 

日本語は「空気を読んで会話する言語」で言わずとも書かずとも雰囲気や共通認識で意思疎通できますが、英語のような「表現しないと伝わらない言語」では表現していない部分は無いとみなされ伝わらないからなのです。

 

 

つまり、翻訳機を通すときに日本人が普段どおりにめちゃくちゃ略して会話すると全然伝わらないことが起きるんです。

 

店員「なにになさいますか?」

Aさん「いつもの~」

Bさん「俺、カツ丼!」

 

これクラスは難しいと思います(笑)

俺=カツ丼・・・?ってなるそうです。

 

もっとAIが発達すれば、様々な会話のパターンから判断可能かもしれませんが今のところ難しそうですね。

 

 

2.コミュニケーションの本質

コミュニケーションの本質ってなんだと思いますか?

相手との情報交換の道具の1つではありますが、それは本質ではありません。

最も大切な部分は、ひととつながること・一体感を得ることであると思います。

 

 

例えば誰かに悩みを相談するとします。

こちらは自分の悩みを一生懸命相手に話します。

相手も親身になって聴いて、アドバイスや励ましをしてくれます。

これって、「人同士が分かり合おう」とすることですよね。

大切なことは、的確に伝えることよりも人同士が分かり合えることが重要だと思います。

心と心が近づいて初めてお互い満足し、安心できます。

お互い直接会って、生の会話することに勝る心の交流は無いと思います。

 

外国人の好きな人ができた時、翻訳機なんか使っていても口説き落とすの無理だと思います(笑)

 

自分の言葉でストレートに気持ちをぶつけないとね!

 

 

翻訳機による精度の高い翻訳よりも、お互い直接解る言語でガチで話すほうがいいと思いませんか?

 

 

3.外国語学習で本当に大切なコト

外国語を学ぶことは、単なるコミュニケーションツールの使い方を学ぶだけではありません。

外国語を学ぶ過程で解る、言語自体が持つ力

この点が重要だと思います。

 

 

以前のこの記事

narudonkkp.hatenablog.com

 で紹介しましたが、言語を習得すると「物の考え方」が変化します。

英語を学べば英語圏の人の考え方、ドイツ語を学べばドイツ人の考え方を自分の中に取り入れることになります。

言語は文化や習慣そのものを含んだモノです。

つまり、その言語を学習していく中でその言語を作ってきた人たちの文化や歴史・価値観が習得できます。

 

 

日本語しか使えない私達は、日本特有の考え方がほとんどです。

空気を読む、他人の目を気にする、集団行動を良しとする等。

 

 

でも、例えばアメリカ英語を学ぶと、

自由な考え方、自己主張をする、他人の目を気にしない等

の考え方を吸収し、自分のモノにできます。

 

 

これは翻訳機を使っていては絶対にできないことです。

 

 

自分自身で英語を勉強していくなかでしか得られないものです。

むしろ、私が外国語の勉強で本当に欲しいものはコレかもしれません。

機械頼みだけでは解決しないこともあるんですね。

 

 

 

この記事を書いてやっぱりこれからも英語をひたすら頑張っていこうと思いました。